・結局、就活って何すれば良いかわからない…
・自己分析が重要って聞くけど、どうやんの…
「就職活動では自己分析するのが重要」と、よく聞くのではないでしょうか。
私も完全同意です。
自己分析こそ就職活動期間中、最も力を入れるべき。
ただ、どうやればいいの?
取っ付きづらいですよね。
本記事では就活生に向けて、
自己分析のおすすめの方法を簡潔に、正しく説明します。
※本記事の内容は就活当時の私が整理した内容をもとに、
現在の私がエッセンスを加えて作成しています。
- 筆者の就活の実績
- 自己分析のコツ
① 過去の思い出に対して徹底的に「なぜなぜ分析」
② 過去から現在まで、なぜなぜ分析の結果を並べる
③ 一貫した考え・価値観が「真の自己分析結果」
- IT業界最大手のシステムエンジニア
- システムの要件定義から運用、保守まで、一連の作業を経験
- 数億円超プロジェクトのプロジェクトマネジメントを経験
- 約70名の学生からOB訪問を受け、IT業界やシステムエンジニアについて説明実績あり
宜しくお願いします!
筆者の就職活動の結果
就職先:(具体名は伏せますが、IT業界最大手です)
内定先:ソフトバンク、NTT東日本
最終面接先:日立製作所、日本航空
途中辞退:三井住友銀行、テレビ朝日、全日本空輸 等
私は私立大学 理系 大学院卒です。
理系だから理系の企業を選ぶ必要は全くないと思い、
幅広く業界・企業を見て就活しました。
たくさんの業界・企業を見て、
そして己を知ったことで”納得いく就活”ができました。
この経験をもとに就活のコツをお伝えします。
自己分析は就職活動で”最重要”の取り組み
自己分析が不十分だと何が起きるか?
- 行きたい企業が見つからない
- ESが通らない
- 面接が通過できない
- 内定がもらえない
要は就職活動の失敗につながりかねません。
「大企業だから」
「先輩が勤めてるから」
「給料がいいから」
そんな理由だけで決めると、後悔しますよ?
こちら、別記事でも取り上げている内容なので、よかったらご覧ください。
自己分析のコツ3選
ここから本題。
自己分析はどうやるとよいのか?
そのコツを3つご紹介します。
実はnote.comで有料記事にしていた内容です。
ブログで無料公開します!
1. 「なぜ?」と思うクセをつける。
自己分析は、自分の行動や考えに対して
その理由・背景を知るために実施します。
理由・背景を知ることで、
自身が重視する考えや価値観が明確になるからです。
ただ、急に自己分析やれと言われも難しいので、
常日頃から「なぜ?」と思うクセをつけましょう。
- なぜサークルで部長をやろうと思ったのか?
- なぜこのアルバイトはこんな時給が高いのか?
- なぜこの先輩はこんな質問をするのか?
いわゆる、なぜなぜ分析というやつです。
(トヨタ自動車で生み出された、根本的な原因を探る分析手法)
サークルで部長をやろうと思った。
↓
「なぜ?」
↓
疑問に対する自分なりの考え
↓
答えに対して、さらに「なぜ?」
↓
疑問に対する自分なりの考え
↓
答えに対して、さらに「なぜ?」
↓
疑問に対する自分なりの考え
↓
…
と、最低3回は「なぜ?」と深掘りしてみましょう。
2章で具体例を記載しますが、深掘りをすることで
「自身が重視する考えや価値観が明確になる」ことを改めてお伝えします。
2. 過去の思い出と、そのときの考えを書き出す。
最終的には時系列に並べることで
「一貫した考えや価値観」が浮かびます。
そのため過去から遡るのがよいです。
まず小学生や中学生の頃から順に
特に思い出深いことを書き出してみましょう。
そして「なぜ?」を駆使して深掘りすることで
「自身の行動や考え、価値観」が浮かび上がってきます。
当時のことがうろ覚えな場合もあるでしょう。
”たぶんこう”と推測が混ざっても構いません。
1章と2章を例を使ってご説明します。
◆ 思い出:高校2年生の学園祭で実行委員長を務めたこと
・なぜ実行委員長をやろうと思った?
→ イベントごとが好きなのと、頼られるのが好きだから。
→ なぜイベントごとが好き?
→ → みんなが笑っている環境が心地よいから。その中心にいたい。
→ → なぜ中心にいたい?
→ → → 目立ちたがり屋だから。
→ → → いつから目立ちたがり屋だと思う?
→ → → → …
・ いつから頼られるのが好き?
→ 自覚したのは中学校3年生。サッカー部で副キャプテンを務めたとき。
→ なぜ副キャプテンを務めた?
→ → キャプテンは向いてないと思ったけど、キャプテンを支えることはできると思った。
→ → なぜキャプテンは向いてないと思った?
→ → → 責任追いたくないし、争いごとが起こるのが苦手だから。
→ → → 争いごとは収めるのが苦手?起こって雰囲気が悪くなるのが苦手?
→ → → → …
→ → なぜ支えることはできると思った?
→ → → 両親が共働きで、弟のためにご飯作ったり、気がきく方だと思うから。
→ → → なぜ幼い頃から気を利かせられた?
→ → → → 両親に褒められたかったのが1つ。あと家事やってる時間は楽しかった。
→ → → → …
このように自問自答していくと、
- 頼られたい
- 目立ちたい
といったわかりやすい性格だけでなく、
- やる気の原動力は褒められること
- 大変な作業でも自ら進んでチャレンジできる
といった本質が見えてきます。
この作業を、過去から現在まで続けます。
小学生から大学生の年齢まで。
だから自己分析に就活の最大の時間をかかるのです。
「なぜ?」の深掘りは、なぜと疑問が出なくなるまで
実施することをオススメします。
3. 書き出した考えや価値観をつなげる。
1章と2章で、幼い頃からの各思い出から、
自身の考えや価値観が徐々に浮き彫りになったでしょう。
それだけではまだ不十分。
2章でもちょっとだけ触れてます。
最終的には時系列に並べることで
「一貫した考えや価値観」が浮かびあがると。
「過去から現在まで一貫した考えや価値観」
これこそ、真の自己分析結果です。
例を記載します。
中学生:部活動で副キャプテンを務めたときの「責任感」
高校生:学園祭実行委員長を務めたときの「責任感」
大学生:飲食のアルバイトで厨房のリーダーを務めたときの「責任感」
→ 一貫して「責任感」を持って行動している。
→ → 偶然の産物ではなく、染みついたもの。
→ → → 「責任感」を表すエピソードを伝えられると説得力が段違い。
企業の採用担当にイメージさせたいのは
「企業にプラスとなる能力や性格を持ち合わせている」こと。
持ち合わせていることを納得させるには
上記例のように、過去から現在までの一貫性が重要です。
参考:私の実際の自己分析ノート
私の自己分析ノートの一部をお見せします。
※個人を特定できる情報等、何箇所か見えないようにします。
過去の思い出に「なぜ?」の繰り返しをおこない、
最終的には年表形式で自身の考えや価値観を整理しました。
そしてESや面接で使える長所や短所にあたるワードも整理しました。
A4ノート1冊使い切るまで書き起こしたので、
我ながら頑張ったなと思います。
ゲットしたい方はコメントいただければと思います。
まとめ
本記事では自己分析のコツについて記載しました。
自己分析は企業研究から、ES、面接すべてに重要な行為です。
自己分析はコツさえ掴めば誰でもできます。
ぜひ”納得のいく就活”が終えられるよう、
自己分析に注力してください。
ありがとうございました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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