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【2021年末取得】AWS認定資格(SAA)合格体験記!

お悩み人

・とにかくキャリアアップしたい…
・クラウド活用の仕事に携わりたい…
・ITトレンドについていきたい…

各事業会社がクラウド関連のIT投資を推し進めています。
クラウドの知識を有することを示すAWS認定資格を取得することでキャリアアップにつながります。

特にSAA(ソリューションアーキテクト(アソシエイト))がオススメです。
システムエンジニア以外の方でも取得可能なレベルです。

この記事では現役システムエンジニアが、SAA一発合格までの勉強方法等を簡潔に説明します。

この記事で分かること
  1. AWS、AWS認定資格とは?
  2. AWS認定資格を取得するメリット
  3. AWS認定資格(ソリューションアーキテクト(アソシエイト))を1発で合格する方法
  4. 合格へのポイント
筆者はこんな人
  • IT業界最大手のシステムエンジニア
  • システムの要件定義から運用、保守まで、一連の作業を経験
  • 数億円超プロジェクトのプロジェクトマネジメントを経験
  • 2021年からAWSを活用したシステム開発を経験

宜しくお願いします!

この記事について

AWS認定資格とは?

AWSとは?

AWS(Amazon Web Services)は世界で最も利用されるクラウドコンピューティングサービスで、
サービス数も豊富で機能アップデートもよく行われております。

AWS認定資格とは?

AWSに関する専門知識やスキルを有していることを認定する資格です。

国家資格ではありませんが、 AWS の資格ということもあり世界中で資格保持者は評価されます

AWS認定資格は2022年8月現在、全12種類の資格が提供され、レベル別に分かれています。

詳しくはこちらの記事でまとめておりますので、よかったらご覧ください。

ソリューションアーキテクト(アソシエイト)とは?

「AWSの各種サービス(EC2やS3、EFS等)を活用したインフラ設計ができる」
ことを示すことができます。

「インフラ設計ができる」と端的に言ってますが、
適切なインフラ構成で、性能やセキュリティ、コスト効率等を意識した設計が求められます。

また、アソシエイトレベルの中でも最も広範囲な知識が求められる試験内容となっています。

このように書くと難易度高いと思うかもしれませんが、決してそうではありません。

適切に準備すれば、実務経験がなくても机上学習のみで取得できるレベルです。
もっと言うと、AWSの知識ゼロでも取得可能なレベルです。

AWS認定資格を取得するメリット

転職に有利に働く

最近のシステムエンジニアの募集要項を見ると、
クラウドの素養がある人材を欲しっていることが明確です。

・クラウドの知識があること
・クラウドサービスを扱えること
・クラウドを活用したプロジェクトの経験があること

クラウド人材は確実に年収アップできます。

私が勤める会社の中途募集要項には
年収最大1350万円を提示しています。

社内アピールにつながる

AWS認定資格を取得することで、システムエンジニア(クラウドエンジニア)としての立場が一段あがります

仮に実務経験がないなか資格取得した場合、「知識があるなら実践で経験積んでもらおう」と、
新たにクラウド関連プロジェクトへアサインされる可能性が高いです。

つまりAWSの知識を有することが、確実にキャリアアップにつながります
(キャリアアップ:専門知識を深めて経歴を高めたり、より収入の高い仕事や地位の向上を求めて転職すること)

1発合格までの学習プロセス

筆者の前情報

  • 現役システムエンジニアで、2022年時点で7年目。
  • プロジェクトマネジメントの実務経験は3~4年程度。
  • AWSの事前知識は、一部のサービス(EC2, S3等)のみ知っている。

受験当時(2021年12月)はAWSを活用する機能追加PJ(〜2021年9月)に携わったあとでした。
そのPJでは一部のAWSのサービスを使用していたので、知識の偏りはありました。

筆者は【学習期間:2ヶ月、学習時間:60時間】で1発合格しました。

1~2時間/日のペースで無理なく進めました。

STEP1:AWSの各サービスの概要(役割)を知る(30時間)

まずはAWSの各サービスがどのような役割をもって存在しているのか、インプットしましょう。

私が使った参考書は「改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイト教科書[SAA-C02]対応」です。参考書は1冊あれば十分です。

ただし単に読むのではなく、以下2点を意識してインプットすると良いです。

どのサービスがどの範囲(地域)で利用できるか

AWSのサービスは利用できる範囲によって3つに分類されます。

  • グローバルサービス
    リージョンに依存しないAWSクラウド共通のサービス
    → IAM, CloudFront, Route 53等
  • リージョンサービス
    特定のリージョン(地理的に離れた領域で全24ヶ所に存在)内で利用するサービス
    → VPC, DynamoDB, Lambda等
  • AZ(アベイラビリティゾーン)サービス
    特定のAZ(リージョン内にある複数のデータセンターの集合)内で利用するサービス
    → EC2, ELB, RDS, EFS等

まずは以下のように図示してみるとよいでしょう。

AWSサービスの場所まとめ

推奨される基本的なインフラ構成はなにか

試験問題の大半は
・こういうことをしたい場合、どのAWSのサービスを、どのように使いますか?
・こういう事象が起きてしまったら、インフラ構成をどう変更しますか?

が問われます。

登場頻度の高いAWSサービスを適切に使った「基本的なインフラ構成」を頭に入れておくことで
試験問題に柔軟に対応できます。

具体的には以下のようなインフラ構成です。
Route 53を使ったマルチリージョン構成、ELBを使った負荷分散をしています。

AWSサービスを使ったインフラ構成図

STEP2で問題を解くと、全く知らないAWSのサービスが
登場することがあるので、書き留めておくとよいでしょう。

STEP2:試験問題集を解く(20時間)

Udemy

【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」を購入しましょう。
(私が実際に使ったのは2021年版です)

Udemy(AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集)

合格するには問題形式に対する慣れが必要です。

模擬試験を6回分、購入期間は何度も解き返せるので
1回解いたら少し期間を空けて解き直して合格ラインを突破しましょう。

本番試験は模擬試験問題集より難易度は高いです。
残念ながら本番試験と同レベルの問題を扱っている書籍、サイトはありません。

ただし、全てが模擬試験問題集より難易度が高い訳ではありません。
取れる問題を確実に取っていくために、慣れが必要なのです。

Udemyは定期的に割引キャンペーンをします。
この問題集も2440円→1840円で購入できるタイミングがありますよ。

CloudTech

もう1つは「CloudTech」です。
※2024年2月更新

CloudTech

以前は無料会員でも200問まで解くことができましたが、
2024年2月現在は、90日間 4980円の会員登録で230問まで解くことができます。

数をこなすと言う意味ではこちらも有用だと思っていましたが
有料コンテンツになってしまったので、Udemyで事足りると思います。

STEP3:YouTubeの動画を見る(10時間)

ここまでやって、さらに基礎固めの意味でYouTubeを活用しましょう。

具体的には「AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト試験 対策動画」です。
少し前に作成された動画なので最新情報と乖離が出るかもしれませんが、内容は整理されていてGOODです。

人によってはSTEP1で実施したほうがいいかもしれません。

大事なのは問題を解いて慣れることだと思ったので、
私はインプットの時間を長く取りすぎないようYouTubeの動画視聴は後回しにしました。

CloudTechもYouTubeで動画を出しているので、参考にしてみると良いでしょう。

合格へのポイント

インフラ構成を自分で図示すべし。

単に用語を覚えても、単にどんなサービスかを覚えても試験では通用しません。

試験はシナリオ問題で、思考することが問われるからです。

シナリオ問題に対応するには、どんなインフラ構成がBetter or Bestなのか
ある程度自分の頭のなかに入れておく必要があります。

例えば
「マルチAZ構成でELBでEC2と繋ぐ、そのEC2はグローバルネットワーク上に配置し、データを格納するEBSやS3はプライベートネットワーク上に配置する。」
といったことを文字だけで理解していても、試験本番では活用しようがありません。

問題を解いて復習するときに、インフラ構成を図示して頭にたたきこむことをオススメします。

練習問題や模擬試験を解きまくれ。

1問の難易度というより、時間との戦いになります。

シチュエーション問題が大半なので、最初は「そのシチュエーションを想像する」ことが難しいでしょう。

試験は65問を130分で、720点(1000点中)取らないといけません。

1問に費やすことができる時間は2分、
見直し時間を確保しておくのであれば1問1分半で解く必要があります。

そのため、問題を解いてAWS認定試験の出題形式に慣れることが、合格への近道です。

実際にAWSに触ってみると、なお良し。

今後、AWSを使った業務に関わる可能性のある方は、実際にAWSを触ってみるとよいでしょう。

ただし、資格取得にあたっては必須ではないです。あくまで+αの学び方として認識してください。

AWSの会員登録ページはコチラです。

まとめ

今回はAWS SAA(ソリューションアーキテクト(アソシエイト))の資格を1発で合格するための方法をご紹介しました。

AWS SAAの取得は職種問わずキャリアアップ(転職・昇進)するためにオススメです。

業務経験がなくても、ポイントを押さえれば絶対に合格できます。

諦めずに、頑張ってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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