・システムエンジニア(SE)として活躍したい!
・今後どんな能力を鍛えていくと良い?
2020年代以降、企業のIT投資が増しており、IT人材のニーズも高まっています。
本記事では就職活動、転職活動でシステムエンジニアを目指す方に向けて、
【活躍するために必要な能力】を簡潔に、正しく説明します。
- システムエンジニアとして活躍するために必要な能力
- IT業界最大手のシステムエンジニア
- システムの要件定義から運用、保守まで、一連の作業を経験
- 数億円超プロジェクトのプロジェクトマネジメントを経験
- 約70名の学生からOB訪問を受け、IT業界やシステムエンジニアについて説明実績あり
宜しくお願いします!
システムエンジニア(SE)とは?
システムエンジニアとは「ITを駆使してお客様の要望を叶えること」を仕事とします。
”要望に沿って作ったシステムを作ってもらい、定期的にメンテナンス、改良していく”
と言ったほうがイメージつくかもしれませんね。
詳しくはコチラの記事でお話していますので、よかったらご覧ください。
「プロフェッショナル」であるほど活躍できるが…
ITスキル、マネジメントスキルに特化している(=プロフェッショナルな)人はニーズが高い、
これはIT業界どの企業でも間違いないです。
- お客様への提案資料が抜群にわかりやすい
- 品質よく、コストを抑え、納期までに提供できるよう、確実にプロジェクト管理ができる
- プログラミング能力が抜群に優れている
- 複数のクラウドを扱ってシステム構築した経験がある
- 機械学習を使ったアプリを迅速に作成できる
ただ、誰もがプロフェッショナル人材になれるとは限りません。
ひたすら努力すれば辿り着くかもしれませんが、少しばかりの才能は必要です。
現に私もプロフェッショナル人材にはなれておらず、継続して努力しています。
しかし、私はプロフェッショナル人材でなくてもIT業界最大手の企業で活躍しています。
(これは弊社の評価制度に基づき、高い評価をいただいているためそう自負しています。)
次章で「システムエンジニアとして活躍する」ために必要な能力
をご説明します。
「システムエンジニアとして活躍する」ために必要な能力【3選】
① 先を見据える力
「未来を予測し、今なにをすべきか」を考えられる人は必ず活躍できます。
- お客様の今後の要望として何が上がってくるか
- プロジェクトのリスクに何が挙げられるか
- 個人としてどんなスキルが必要になるか
- 5年後の技術トレンドは何になるか
- 10年後の世の中に必要とされるものは何か
例えば「個人としてどんなスキルが必要になるか」を考えてみましょう。
短期(1年以内)・中期(3年以内)・長期(5年以内)と段階的に目標を設定し、
それぞれの目標に向けて何をすれば達成できるか、具体的なタスクを決められるとGOODです。
② ステークホルダーを最大限に活かす力
システムエンジニアの仕事には多数のステークホルダー(利害関係者)が存在します。
- 社内:上司、部下、同期、同僚
- 社外:お客様(社長、部長、担当者など)、お客様のお客様、消費者、グループ会社、委託先企業
挙げ出すとキリがありませんが、これが重要なのです。
- ステークホルダーを列挙する
- 各ステークホルダーの特徴を挙げる
- 各ステークホルダーの特徴に合わせて接する
ステークホルダーと良い関係を築くことができると「仕事がラクに進む」ことをお伝えしたい。
例を用いてお伝えしましょう。
例1)プロジェクトで重大トラブル発生
最悪な事態では賠償金の発生などもありえます。
この場面を乗り切るには、社内の上位層だけでなく社外の上位層の協力が必要です。
どれだけ親身になって対応してくれるかは、日々の関係性によって変わります。
例2)お客様から事業拡大の相談
「●●さんに相談があって、こういうビジネスやってみたいんだよね」
と、気軽に話ができる関係性は魅力的です。
もしかしたら事業拡大に繋がるかもしれません。
また、お客様が損する可能性があると判断し、食い止めることもできるかもしれません。
そうするとまた信頼度が高まりますよね。
③ 理解する/理解してもらう力
システムエンジニアは皆が想像するよりずっとコミュニケーションを取る機会が多いです。
コミュニケーション相手は自分より理解力が優れた人物かもしれないし、そうでないかもしれない。
自分より伝え方が上手いかもしれないし、そうでないかもしれない。
相手の能力を変えることはできません。だから自分が努力せねばならないのです。
- どうしたら聞き手に正しく伝わるか?
- どうしたら話し手の意見を正しく理解できるか?
会議や対面での会話、報告書の提出、部下からの報告など、
筆者があらゆるコミュニケーションで考えていることをお伝えします。
- 1番伝えたいことは何か?
- 誰に1番伝えたいことか?
- 事実と推測、意見が混ざってないか?
- 背景や経緯、本論、補足の構成は明確に分けられているか?
- 難しい用語を使ってないか?
- どの順序だと1番しっくりくるか?
- ストレスのない尺(時間)で伝えられるか?
・資料で見せる時は「魅せるひと工夫」が必要
・会話だと「一層、会話の構成や順序」が重要
です。
まとめ
今回は「活躍するシステムエンジニアが持つ能力」についてご説明しました。
システムエンジニア=ITに特化した技術屋 というイメージがあると思いますが、
技術特化してない人でも活躍はできます。
・先を見据えて、いまを生きる
・周囲の方々と良い関係を築く
・自らの理解力、伝える力を育てる
この3つでいいの?と思うかもしれません。
すでに出来ている人はシステムエンジニアに向いています。絶対活躍できます。
まだできていない人は、これからです。努力で身につけられます。
「活躍するシステムエンジニア」になって個人の市場価値を高め、さらなる”自由”を手に入れましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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