・先取り貯金がうまくできない…
・口座を使い分けようにも管理が面倒…
・投資を始めたいけど、どの証券会社を使ったらいいのか…
誰もが1度はぶつかる、お金の管理に関する悩み。
この記事ではファイナンシャルプランナーの私が、
「楽にお金が貯まる&増える」仕組みを簡潔に説明します。
- 貯金・投資するのにぶち当たる悩みは、結局3つ
- その悩みを解決する手段をご紹介
- 誰でも「楽にお金を貯める&増やす」仕組みは作れる!
- IT業界最大手のシステムエンジニア
- 数億円超プロジェクトのプロジェクトマネジメントを経験
- 2021年に2級FP技能士の国家資格を取得
- 2021年に資産運用を開始、1年で運用益+10%を達成
宜しくお願いします!
多くのひとが抱く「貯金・投資の悩み」
悩み① 気づいたら使ってしまう
貯金に関する悩みで1番多いのは「貯金しようにも気づいたらお金使ってしまう」こと。
以下のように”結局お金を使ってしまった”経験はありませんか?
結果、貯まらない。
原因は貯金するお金と、生活に使うお金のバランスが悪いこと。
この問題を解決するためのポイントは3つあります。
1. 生活に必要なお金を見直す
2. 生活に必要なお金を予め確保する
3. 貯金するお金を最小限にする
生活費を見直したうえで、
生活費とそれ以外で分けて管理するのが望ましいです。
なお、生活費の見直しは、家計簿をつけて細かく確認しましょう。
最初は面倒だと思いますが、この作業が後々効いてきます。
本記事の中盤以降は、2点目のポイント「生活に必要なお金を予め確保する」
をどうラクに実現するかご紹介していきます。
貯金を加速させたい気持ちはわかりますが、
まずは、無理なく貯金を継続することが大事!
悩み② 口座管理が面倒
口座を目的別に使い分けている方は多いです。
例えば、
- 給与振込口座
- 生活用口座
- 貯金用口座
複数口座を持つことのデメリットは3つ、
1. それぞれの口座に分配しないといけない
2. お金の分配のために、毎回振込手続きをしないといけない
3. どの口座にいくら入っているか分からない
1番の問題は「分配の手間」です。
ここで脱落する人が多いでしょう。
また、投資を始めると証券用口座が加わり、さらに管理が必要です。
ただでさえ面倒だと思ってるのに…
悩み③ どの銀行・証券会社を使ったらいいか分からない
・お金を貯める(資産形成)ために銀行口座
・お金を増やす(資産運用)ために証券口座
を開設するとき、せっかくならお得な銀行・証券口座を使いたいですよね。
ここで直面する問題は、
どの銀行・証券会社も色々特典あるみたいだけど、
結局自分にとって何を優先したらいいか分からない
例えば、メガバンクを使ったらいいのか、ネット銀行を使えばいいのか
皆さんならどう判断しますか?
どこの銀行・証券会社を使うか、
選択肢が多くて決め手が難しいですよね。
「貯金・投資の悩み」を解決するには”仕組みづくり”が超大事
「楽にお金が貯まる&増える」仕組みの全貌
生活費を確保しつつ、
それ以外のお金を用途によって自動で分けてくれて、
口座状況もスマホで簡単にわかり、
口座利用による特典もゲット!
この仕組みができれば貯金・投資の悩みを解決できると思いませんか?
実は簡単にできるんです。
あなただけのマネーマシン。
下記が「楽にお金が貯まる&増える」仕組みの全貌です。
簡単に特徴をご紹介します。
- どの口座もインターネットバンキングのサービスに対応。
- 生活用口座にはATM設置数が多いメガバンクを使用。
- ネット証券会社No.1のSBI証券と、連動性の高い住信SBIネット銀行を使用。
- 預金金利の高いあおぞら銀行を使用。
- 住信SBIネット銀行の「自動入金・自動振込・自動振替」設定をフル活用。
次章で「楽にお金が貯まる&増える仕組み」
の作り方をご紹介します!
「楽にお金が貯まる&増える」仕組みを作る3ステップ
STEP1. 4種類の口座を用意する(ネットで完了)
- 生活用口座
- 貯金用口座と投資用口座に振り分けるための口座
- 貯金用口座
- 投資用口座
この4種類の口座を用意してください。
ポイントは②の口座です。
私は【給与振込口座 兼 生活用口座】にしています。
分けたい方は、5つの口座を用意してください。
以下の表に、私が利用している銀行・証券会社をご紹介します。
No. | 用途 | 金融機関名 | 口座種類 | 金融機関種類 |
---|---|---|---|---|
① | 生活用 | みずほ銀行 | 普通預金 | メガバンク |
② | 振り分け用 | 住信SBIネット銀行 | 普通預金 | ネット銀行 |
③ | 貯金用 | あおぞら銀行 | 普通預金 | ネット銀行 |
④ | 投資用 | SBI証券 | SBIハイブリッド預金 | ネット証券 |
※SBIハイブリッド預金
住信SBIネット銀行とSBI証券の共通口座のようなもの。
住信SBIネット銀行、SBI証券については
別記事で取り上げているので、よかったらご一読ください。
STEP2. 自動入金・自動振込・自動振替の設定をする
住信SBIネット銀行の3つのサービスを使います。
この設定ができれば、ほとんど完了です。
定額自動入金サービス
生活用(みずほ銀行)から振り分け用(住信SBIネット銀行)へ、
ご自身で決めた金額を入金します。
※入金する金額は、貯金用口座+投資用口座への金額
定額自動振替サービス
振り分け用(住信SBIネット銀行)から投資用(SBI証券)へ、
ご自身で決めた金額を振替します。
※ 上記画像の「代表口座」
住信SBIネット銀行の普通預金口座のこと。
「SBIハイブリッド預金口座」を使うことで、
住信SBIネット銀行からSBI証券へ入金は不要、手数料無料、即反映です。
定額自動振込サービス
振り分け用(住信SBIネット銀行)から貯金用(あおぞら銀行)へ、
ご自身で決めた金額を振込します。
STEP3. 積立投資の設定をする
SBI証券で積立投資の設定をして、投資開始です。
「楽にお金が貯まる&増える」仕組みのメリット
メリット① 手数料無料の優遇
ATM利用手数料、振込手数料
金融機関名 | ATM利用手数料 | 振込手数料 |
---|---|---|
みずほ銀行 | 利用するATMに応じる 0円 ~ 220円/回 | ・3万円未満 みずほダイレクト:0円 ATM:220円/回 窓口:440円/回 ・3万円以上 みずほダイレクト:0円 ATM:440円/回 窓口:660円/回 |
住信SBIネット銀行 | スマプロランクに応じる ランク4:月20回 ランク3:月10回 ランク2:月5回 ランク1:月2回 上記を超えると110円/回 | ・同銀行の口座宛て 0円 ・三井住友信託銀行宛て 0円 ・上記以外 スマプロランクに応じる ランク4:月20回 ランク3:月10回 ランク2:月5回 ランク1:月1回 上記を超えると77円/回 |
あおぞら銀行 | ・ゆうちょ銀行 入金:0円 出金:0円 ・セブン銀行 入金:0円 出金:110円 ~ 220円/回 | ・同銀行の口座宛て ネット:0円 窓口:0円 ~ 220円/回 ・上記以外 ネット:150円/回 窓口:300円 ~ 550円/回 |
SBI証券 | SBIハイブリッド預金 はATM入出できない | SBIハイブリッド預金 は直接振込できない |
住信SBIネット銀行はスマートプログラムランク(スマプロランク)
に応じた回数の優遇が受けられます。
ランク2は「スマート認証NEO」を登録するだけで達成できます。
※スマート認証NEO
生体認証(指紋認証や顔認証)を使った高セキュリティサービス
私が住信SBIネット銀行を利用する理由の1つが、
「スマート認証NEO」による安心・安全の取引ができることです!
振替手数料
振り分け用(住信SBIネット銀行)から投資用(SBI証券)の
SBIハイブリッド預金口座へ振り替える手数料は、0円です。
メリット② ネット銀行・ネット証券を活用して高金利をゲット
預金金利とは「預けた金額×金利(%)分を上乗せしてくれる制度」
つまり、金利(%)の数字が大きければ良いということ。
あおぞら銀行の普通預金口座と、
SBI証券のSBIハイブリッド預金口座の高金利は魅力的です。
金融機関名 | 口座種類 | 預金金利 |
---|---|---|
みずほ銀行 | 普通預金 | 0.001% |
住信SBIネット銀行 | 普通預金 | 0.001% |
あおぞら銀行 | 普通預金 | 0.2% |
SBI証券 | SBIハイブリッド預金 | 0.01% |
なお、あおぞら銀行はネット銀行口座にあたる「BANK口座」の場合に0.2%です。
- BANK口座の場合:0.2%
- 有人店舗口座の場合:0.001%
メリット③ クレジットカード積立によるポイ活が可能
SBI証券では、三井住友カードによるクレジットカード積立ができます。
毎月最大1000円相当のVポイントを貯めることができ、ポイ活も捗ります。
口座種類 | 預金金利 |
---|---|
対象商品 | SBI証券で積立買付ができる投資信託(約2,500本) |
対象カード | 三井住友カードが発行するクレジットカード |
預かり区分 | 特定口座、一定口座、一般NISA、つみたてNISA |
買付のタイミング | 毎月1日 |
積立の限度額 | 5万円 |
Vポイント還元率 | 0.5%~2% |
2022年4月30日までに、
最大29000円相当のポイントをゲットできます!
「楽にお金が貯まる&増える」仕組みを作る手順を紹介
①SBI証券と住信SBIネット銀行の口座開設
住信SBIネット銀行、SBI証券どちらも口座開設していない方は、
SBI証券のホームページから口座の同時開設ができます。
途中で住信SBIネット銀行も作成するかを確認されますので、
「作成する」を選択して進めてください。
②「定額自動入金」で給与口座から吸い上げ設定
生活用(みずほ銀行)から振り分け用(住信SBIネット銀行)へ、
ご自身で決めた金額を入金します。
③「定額自動振替」でSBIハイブリッド預金口座へ「投資資金」の移動設定
振り分け用(住信SBIネット銀行)から投資用(SBI証券)へ、
ご自身で決めた金額を振替します。
④「定額自動振込」であおぞら銀行の普通預金口座へ「貯蓄用資金」の移動設定
振り分け用(住信SBIネット銀行)から貯金用(あおぞら銀行)へ、
ご自身で決めた金額を振込します。
⑤「積立投資」でSBI証券で積立設定
SBI証券で積立投資の設定をして、投資開始です。
私はつみたてNISAと、特定口座で投資信託の積立投資、どちらも実施しています。
私が実際に積立している投資信託の銘柄は、別記事でご紹介します。
これで全ての設定が完了です!
さらなるアレンジ方法を紹介
楽天銀行・楽天証券の利用
私は楽天銀行・楽天証券を利用していませんが、
楽天銀行・楽天証券と住信SBIネット銀行・SBI証券との併用もアリ。
その場合は、住信SBIネット銀行での自動振込設定で楽天銀行へ、
楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで繋ぎましょう。
財形貯蓄を活用した先取り貯金
給与振込前に、財形貯蓄とマッチング拠出による運用
にいくらか回すのもアリです。
私の実際のマネーマシンはこちらです。
まとめ
「楽にお金を貯める&増やす」仕組み、マネーマシンの作り方をご紹介しました。
貯金・投資に関する悩みは尽きませんが、お金の管理だけでもラクにできればと思います。
私は住信SBIネット銀行の設定をフル活用しています。
アレンジ方法にも書きましたが、
楽天証券・楽天銀行を使っている方にもぜひ
住信SBIネット銀行の自動入金・自動振替・自動振込の設定を使ってみてほしい。
めちゃくちゃ便利なので。
さぁ、仕組みができあがったら、あとは収入を増やすことに注力しましょう!
みんなで大富豪を目指しましょう!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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