・ChatGPTって流行ってるんだね!
・どんな使い方ができるの?
– Google一強の終焉 –
2022年末から「ChatGPT」が世界を席巻しました。
これまでもAIチャットボットは登場していましたが、
ChatGPTの優位性は「非常の性能の高いAIが無料で一般に使えるようになった」こと。
我々一般人でもその恩恵を受けられるのです。
本記事ではChatGPTの特徴と、
その始め方、使い方をを簡潔に、正しく説明します。
- ChatGPTは「知識人だし努力の天才、でも抜けてるとこもある」人
- ChatGPTの4つの特徴<S・T・M・P>について
- ChatGPTのはじめかた
- ChatGPTを使ううえでの注意点
- IT業界最大手のシステムエンジニア
- システムの要件定義から運用、保守まで、一連の作業を経験
- 数億円超プロジェクトのプロジェクトマネジメントを経験
- 約70名の学生からOB訪問を受け、IT業界やシステムエンジニアについて説明実績あり
宜しくお願いします!
ChatGPTとは?
5日間で100万ユーザを獲得したAIチャットボット
OpenAI(人工知能研究所)が2022年11月にリリースした、
AI技術を活用した対話型のサービス(AIチャットボット)のこと。
5日間で100万ユーザを獲得した背景は、
その精度の高さにあります。
「学生の学習に対する悪影響と、コンテンツの安全性や正確性に関する懸念」として、
アメリカの一部の学校では利用が制限されるほど。
米医師国家試験の正答率も55%を超えるなど、
分野問わずその精度の高さを発揮しています。
そのためMicrosoftやIBMなど、世界的な大企業も多額の出資をしています。
主要サービス名称 | 100万ユーザ獲得までの日数 |
---|---|
310日 | |
YouTube | 260日 |
75日 | |
ChatGPT | 5日 |
ヒトに例えると「知識人だし努力の天才、でも抜けてるとこもある」
以降を見てもらえるとわかりますが、ChatGPTは
・こちらの質問を汲み取り、さまざまな形で回答してくれる知識人
・たまに間違った情報を教えるおっちょこちょい
・何度でも学習する”努力の天才”
ヒトに例えるとこんな印象です。
頼りになる存在という点では、間違いありません。
日本語など多くの言語に対応している
ChatGPTで学習するデータのなかには大量の日本語文献も含まれており、
流暢な日本語での回答が可能になっています。
PC、スマホどちらも使える
PCからでもスマホからでも使用できます。
※本記事下部でも記載していますが、同じ質問でも違う回答が返ってきます。
入力する文章から即学習してくれる
これがAIチャットボット最大の特徴。
同じ質問を繰り返すとChatGPTが
「前に聞かれた質問への回答が間違ってる?」
と判断し、ChatGPTから質問内容を深掘りしてくれます。
その場で即座に解釈を変えようとするのは
本当にヒトのようで驚きです!
ChatGPTにできることは4種類
❶ 調べてもらう(Search)
例えば「Youtuberになるにはどうしたらいいか?」
をChatGPTに聞いてみました。
具体的な手順を回答しつつ、
Youtuberの競争率の高さを示唆してくれました。
今度は「池井戸潤さんの人気作品を3つ」聞いてみました。
なんと、間違った回答が来ましたね(笑)
「あまちゃん」は原作ありませんし、
「マスカレード・ホテル」は東野圭吾さんの作品です。
指摘したうえで再度「池井戸潤さんの人気作品を3つ」聞いてみたところ
今度は池井戸潤作品が3つ返ってきました。
ただし、”人気”というのが何をもって人気なのか?
この曖昧さは逆にヒトのような感じがしますね!
❷ 考えてもらう(Think)
「息子がピーマンを食べてくれないことへの悩み」
をChatGPTに聞いてみました。
ピーマンを細かくして料理に混ぜるなど調理方法の提案が。
さらに、「そもそもなんでピーマンを食べた方がいいのか」
と、理由を教えてみては?と提案がありました。
この流れでピーマンを使ったレシピに言及したところ
”食べやすいレシピでも苦手な子供はいるよ”と、示唆してくれました。
まさしく良き相談相手ですね!
❸ 作ってもらう(Make)
「「ハリーポッターと賢者の石」の読書感想文を300字」
で作るようChatGPTに依頼しました。
感想文として成立してますね。
(ただし小学生がこの文章レベルで提出してきたら逆に違和感)
なお、300字に収まってなかったことを指摘すると、
先ほどの感想文を要約して答え直してくれました。
数えてみたら299文字でした。
300字埋めようとするのは優秀な生徒ですね笑
❹ 遊んでもらう(Play)
チャットボットっていうと
「文章を返してくれる機能」というのが一般的でしょう。
でもChatGPTはそれだけじゃないんです。
例えば「五目並べやろ」って言うと、
五目並べを始めてくれます!
プログラミングして簡単に作れるゲームなら
ChatGPTでも実現できるってことですね!
流石に将棋は厳しいよう(笑)
ChatGPT×ゲーム(遊び)の分野は
今後の発展が楽しみですね!
ChatGPTの始め方
アカウント作成するだけ!3分足らずで準備完了!
ChatGPTの公式サイトからOpenAIのアカウントを作成しましょう。
※Chromeの拡張機能で日本語表示にしておくとGOOD.
はじめに、トップページの[Try ChatGPT]をクリック。
以下の画面に遷移するので[Sign up]をクリック。
メールアドレスとご自身の設定したいパスワードを入力。
以下の画面で[Resend email]をクリック。
OpenAIからのメールを開いて再度メールアドレスとパスワードを入力。
以下の画面が表示されるので、名前とスマホの電話番号をそれぞれ入力。
以下の画面に、SMSにに届いた認証コードを入力すれば登録完了。
登録が完了すると以下のポップアップが表示されますが、
すべて[Next]をクリックすればOK。
ChatGPTを使う際の注意点
① 回答誤りはある(”正解”を答えてくれるものではない)
ChatGPTはヒトと実際にコミュニケーションしているかのように対話ができます。
その理由は、人間が書いたインターネット上の文書など
莫大なデータを使って”ヒトが会話するように”AIが学習しているからです。
つまり、学習していないことは間違った回答をすることもある。
それは”ヒト”と同じように。
② 同じ質問でも違う答えが返ってくる
「正解を答える」機能ではないので
その時々でChatGPTが考えた答えが返ってきます。
それは”ヒト”と同じように。
ChatGPTでは対話の履歴が残るので、
特定の会話の続きを再開したい場合は履歴を消さないようにしましょう。
③ 情報が古いケースがある
ChatGPTは2021年までのデータを基で学習されたため、
最新の情報については答えることができません。
ものすごく頼りになる、けど正解率100%のクイズ王ではない。
ChatGPTの回答をなんでもかんでも信じないようにしましょう。
④ 過去のやり取りを探すのが難しい
対話形式なので、ChatGPTと次々やりとりすると
メッセージを後から見返したいときに少々大変です。
やり取りの履歴は残るので、
必要に応じてOneNoteやEvernoteなどのメモに残すか、
今後ブラウザの拡張機能が出ることに期待しましょう。
まとめ
本記事ではChatGPTの特徴や始め方、使い方について記載しました。
ChatGPTは久々に登場した
一般市民が「これすごい!」と思えるサービスです。
私的にはスマホ以来の衝撃。
いまは文字や画像など二次元世界での活躍ですが、
今後三次元、ましてやメタバースと組み合わさるかも?
いまから使わない手はありませんね!
今後もChatGPTの記事を書いていこうと思いますので、
よかったらご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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